食用油

私たちがいつも利用するスーパーの「油」の値段をみてみると、かなり安価で販売されており、例えば某有名メーカーのサラダ油は、1000g 216円(税抜)で売られています。

「油ってそんなもんでしょ?」と、お金をかけずに安く買おうと考える方。こんな事実を知っていますか?

表に出ない圧搾、抽出方法

オーガニックや添加物をなるべく使わない自然食品店の油は、1000g 1000円前後が値段の相場となります。

某メーカーサラダ油、1000g 216円(税抜)と、大きな価格差に気づかされますが、その差は一体なんでしょうか?成分表示に書かれていない裏の情報を知れば、その安さの理由が分かるのですが、答えは「圧搾方式」にあります。

低温圧搾法良い油のほとんどは、低温圧搾法といって、熱を加えずに時間をかけて丁寧に抽出する方法をとっており、量も少ししかとれません。

こだわりを持っている油メーカーさんともなれば、圧搾した後、お酢と水により油を洗う物理的な精製法で油を綺麗にしていき「一番搾り純正菜種油」を作ります。

化学溶剤ヘキサンしかし安価な油は、化学溶剤のヘキサンを大量に投入して高温で撹拌して抽出しています。

このヘキサンは劇薬で毒性があり、灯油のような匂いがするのですが、抽出過程で苛性ソーダで中和され、油には残らないので成分表示がされません。

残らなかったら載せなくても良い

…というカラクリがそこにはあります。しかし劇薬を使用している事は事実です。

安価の理由とその代償

スーパーにある油

ヘキサン入りの油(成分表示はされていません)がなぜ安いのかというと、原料から何度も油を抽出することができるからです。

そりゃ効率が良いですもの。1つの原料から1つだけ抽出するよりも、10抽出した方が大きな会社としては正解です。

ただし、抽出するたびに高温処理をするため、工程中に油は酷く酸化していきます。そこで危険視されるのが、油が酸化を起こすことでトランス脂肪酸に変化するということです。

トランス脂肪酸を多く摂取すると健康に害があるのは有名な話ですね。それが安値の理由となります。

すでに酸化されたトランス脂肪酸いっぱいの油がスーパーで普通に売られているという訳です。

高価な油とその恩恵

なのはな畑の菜種油1000g 1000円前後の低温圧搾の油には、物によりますが、不飽和脂肪酸という優秀な栄養素が含まれています。

これは、悪玉コレステロールや中性脂肪に働きかけ、コントロールしてくれる要素があるのですが、熱の入れてない低温圧搾なたね油もその一つです。

油と私たちの食事は、今や切れない関係にあります。毎日使うものだから、より安全な物を使って家族の健康を支えて行きたいですね。